丹後半島の東端に位置する伊根町では、船のガレージを舟屋と呼んでいます。 周囲5キロメートルの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並ぶ風景は壮観で、全国的にも大変珍しいものです。舟屋は、母屋から道路を挟んで海際に建てられ、1階には船揚場、物置、作業場があり、出漁の準備、漁具の手入れ、魚干物の乾場や農産物の置き場等と幅広く活用されています。2階は生活の場、客室、民宿等に活用されています。海面すれすれに建てられた舟屋は全国でも大変珍しく、その景観は伊根町独特の詩情を漂わせています。 また、映画「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」、ドラマ「ええにょぼ」の撮影が行われ、平成17年には漁村として初の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。重要伝統的建造物群保存地区の「舟屋」を1日1組様限定で貸切お宿として「鍵屋」はございます。
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- 鍵屋について
舟屋の宿「鍵屋」は、1日1組様限定の貸切りお宿。
いつまで見ていても飽くことのない海の表情。
伊根湾は日本海でも南向きに開いた湾のため波静で穏やかな海です。朝日が対岸の舟屋を照らしだし、やがて朝日は波に反射しキラキラと・・・。その光の中を漁を終えた漁船がその日の大漁を知らせるかのようにウミネコを引き連れて続々と帰ってきます。雪の日はまるで油絵のように・・・雨の日は墨絵のようにしっとりと・・・。1階の舟屋は海がすぐそばまで入り込んでおり、2階のお部屋は海の上にあります。見渡す景色は絶景と言ってよいほどの景色が広がっています。舟屋でしか味わえない景色と感動がここ「鍵屋」にはあります。
ちょっと腰を下ろしてコーヒーでも飲みながら眺める舟屋の景色。
丹後・伊根町の優しい時間に包まれて、コーヒーでも飲みながら舟屋の景色を味わってください。鳥の鳴き声、波の音、波に反射した光は刻一刻と舟屋の中に伸びてきて壁をゆらゆらと照らしすべてが優しく包み込んでくれます。日々の考え事を忘れ、今この伊根町にいるという時間を存分に味わっていただきたい。
『あなたにも優しい時間が訪れますように・・・』
伊根町の歴史
1889年(明治29年) - 町村制の実施に伴い、伊根村、朝妻村、筒川村、本庄村となる。
1945年(昭和20年)7月30日 - 伊根空襲。
1954年(昭和29年)11月3日 - 伊根村、朝妻村、筒川村、本庄村の4村が合併し、伊根町となる。
1993年(平成5年) - 伊根の舟屋を舞台にした、連続テレビ小説『ええにょぼ』が制作される。
2005年(平成17年)4月11日 - 町役場が字平田から現位置へ移転。
2007年(平成19年)12月2日 - 国道178号養老伊根バイパス(第2工区)開通。伊根町で2つ目となる信号機が完成。
2008年(平成20年)10月 - 「日本で最も美しい村連合」に加盟する。
伊根町を思う存分満喫
記憶に残る思い出づくり「伊根湾でプチ漁業体験」
船屋の宿「鍵屋」は、漁業体験型の民宿をコンセプトのもと船に乗ってのクルージングや魚釣りを楽しんでいただけます。
遊覧(海上タクシー)
「伊根にきて海を見ずに帰るのはもったいない。」そんな思いから伊根の海を体で感じていただけるように遊覧(海上タクシー)のサービスをしております。天候をみてですが、チェックアウトまでの時間が許す限り、船で遊覧を楽しんでください。